【華蓮】「――って、ちょっと待て待て待って!?」
華蓮をつれて、体育倉庫へ。
真っ暗だな。誰もいない。
誰かが来る心配も、たぶんない。
【華蓮】「え、えっと、この流れってもしかして」
【尊】「華蓮、しようぜ?」
【華蓮】「くはー、やっぱり」
【華蓮】「っつーか、なんであんたから襲ってくんのよ!? 性欲ゼロのあんたが!」
【尊】「どうしてどいつもこいつも俺をそんな扱いにするんだ!? あるっつーの!!」
【華蓮】「でもでも、こうやって、普通にたけるから迫ってくるなんて、今までほとんどなかったし……」
あれ、そうだっけか?
【尊】「俺はそんだけ、今、お前に惚れてんだよ」
【華蓮】「うぅ、たける……? この格好で、するの?」
【尊】「……ダメか?」
【華蓮】「………………んーん。ダメじゃない。けど」
【華蓮】「……もう、しょうがないわね。やったげるわよ」
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